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◆里山を100年先へつなぐ「S風の森 」到着!!
熟れた洋ナシのような穏やかな香り。
艶やかな甘味と有機酸が調和した、ジューシーな果実味が広がる味わいです。
お米由来の酸味や渋味、苦味といった複雑味=葛城山麓地区の“大地のエネルギー”の力強さが後口を引き締めます。
冷やした状態から徐々に温度が上がるにつれ、葛城山麓地区の“大地のエネルギー”の力強さより感じることが出来、一口含むたびに、お米由来の様々な味わいの要素を感じて頂けます。
今回のラベルは山麓蔵と里山の夕暮れの風景をイメージしたデザインとなっています。
農作業やお酒造りなど山麓蔵を取り巻く一日が終わり、だんだんと夜が近づく空が表現されています。
北地区の特徴...山麓蔵周辺の栽培地区3か所のうち、田んぼ一枚あたりの広さが平均して大きめで、非常に美しい景観の棚田が続くエリアです。
日当たりも良好で、他の地区と比較すると生産性は高めとなっています。
しかし、標高が高く、灌漑用水が入らないため、山から流れる清らかな天然の山水で秋津穂が栽培されています。
長年、地域の農家の方々が農業を担っておられますが、高齢化や後継ぎ不足の問題によってその持続性が問題となっています。
今後、ご協力いただける地域のパートナー農家さんに、徐々に秋津穂の栽培に切り替えていただき、共に減農薬栽培に取り組んでいく地域となっています。
今回、北さん 壺井さんのお米を使用させていただき、仕込みの現場で私たちが強く感じたのは、蒸し上がったお米に現れる“農家さん毎の確かな違い”でした。
いずれも北地区にて減農薬栽培を行っていただきましたが、壺井さんのお米は粒がしっかりと粒だって硬めな印象に対し、北さんのお米は甘い香りで柔らかい蒸し上がりとなるなど、それぞれに異なった傾向となりました。
同じく北地区で減農薬栽培を続けている静間さんの田んぼでは、土壌中の微生物量が年々増加する傾向が見られています。
環境負荷の少ない農法によって微生物の多様性が回復しつつあり、その土地ならではの個性が、育まれる秋津穂へと確かに反映されているのです。
仕込みの際に感じられるお米の違いは、同じ地区 同じ栽培方法であっても、微生物の営みによって農家さんや田んぼごとの個性が存在している証です。
そして、その個性は原料を通して、S 風の森の味わいにも確かに息づくと考えております。
来年度には北さん 壺井さんでの造り分けを行い、より個性差を映し出していきたいと考えております。
今回の仕込み時にも、農家の北さん 壺井さんご家族にご参加いただきました。
お二方はこれまで、ご家族やご親族が食べるためのお米を長年栽培されていましたが、今回 S 風の森となって全国にご自身の栽培した秋津穂が届けられことに対し、北さんは「余韻のようなものを感じることが出来て嬉しい」とお話しくださいました。
ご自身の手で育てた秋津穂が、地域を超えて多くの方のもとへ届き、その味わいを通して里山の地域や農業が守られる── その喜びが北さんの言葉から伝わってきました。
農家さんと共に仕込んだ醪は現在、山麓蔵で順調に発酵中です。(4月初旬)
醪からは熟れた洋ナシの穏やかな香りが立ち上がっております。
温暖な気候となった 2025 年の実りを映すような艶やかな甘味と凛とした有機酸が重なり合う、ジューシーな果実味が感じられる味わいを目指し、発酵中です。
また、表ラベル左上に印字している未来酒度の星は、原料となる秋津穂を栽培した農家さんご本人が描いた“手書きの星”をモチーフにしております。今回は壺井さんに描いていただいた星を使用しております。輝く一つ星のようにも見え、またどこか・「米」の字を思わせるような、遊び心のあるユーモラスなデザインです。
ラベルデザインについて...S 風の森では、山麓蔵のある豊かな里山の眺めをモチーフにしてラベルを描いています。山麓蔵に訪れた方もなかなかご覧になれない時間の様子も知っていただきたいと考え、今回は早朝にだんだんと朝陽が登り、朝霧がモノクロの夜をだんだんと彩りのある世界へ塗り替えていく様子を描きました。
油長酒造では、御所の棚田の真ん中に「里山を100年先へつなぐ」を使命とする、葛城山麓醸造所をスタートしています。
○新しい酒蔵に挑戦したいと思ったきっかけ
風の森が生まれた頃から共に歩み続けてきた秋津穂米。
葛城山麓醸造所、通称“山麓蔵“ はこの秋津穂が育てられる葛城山麓の棚田の真ん中に位置します(御所市伏見)。
この地は標高約400mと高く、灌漑用水が届かないため、山から湧き出でた山水のみで良質の秋津穂が育つ環境です。
しかし、この地の里山は農家の高齢化や農産物の生産性の低さゆえ、近年耕作放棄地などもみられ、その持続性に問題を抱えています。
お酒の力をこれらの問題解決に生かしたい、この地域を盛り上げたい、という思いが新たな酒蔵に挑戦するきっかけです
○ “山麓蔵“で造る【S(エス)風の森】
今回の“山麓蔵“では、この地に醸造家自身が共生し、葛城山麓の地の力を感じながら感覚を研ぎ澄ませ、この地で収穫された秋津穂米で大地の魅力を余すことなく表現する風の森の新シリーズ【S(エス)風の森】を造ります。
○ 「風の森里山コミュニティ」
“山麓蔵“では、農家、酒蔵、酒屋、消費者が共に共生する「風の森里山コミュニティ」を創設することで、「里山を100年先へつなぐ」を実現したいと考えています。
「風の森里山コミュニティ」とは、秋津穂を生産して頂いている農家の収入を高め、農業や棚田・里山の持続性に繋げてく仕組みのこと。
従来の農家、酒蔵、酒屋、消費者というそれぞれの立場を輪のように繋げることでお互いへの理解を深めあい共生することで「里山を100年先へつなぐ」という共通の目的意識を醸成していくものです。
【S】風の森では「未来酒度を決める3つの要素」を総合評価によって、星の数で価値基準を表現します。
“未来酒度” は 地球環境の保全や持続可能な未来へ向けた、日本酒の価値基準
1、環境負荷 水、電力の種類、農薬化学肥料の使用量など
2、田んぼの地力 田んぼやその土中の生物の多様性など(土分析による数値化)
3、地域への貢献度 農家への適正な利益配分や、里山への理解や寄付など
❶S 風の森 「葛城山麓産秋津穂+里山基金への寄付(50 円/本)+自然エネルギーによる酒造り」
❷S 風の森 ★ 「❶に加え、減農薬による環境負荷の少なさゆえ評価される」
❸S 風の森 ★★ 「❶に加え、農薬化学肥料の不使用による環境負荷の少なさゆえ評価される」
❹S 風の森 ★★★ 「❶❸に加え、田んぼの地力の豊かさ、地域貢献度の高さゆえ評価される」
「S 風の森」 の 3 つの約束
葛城山麓の秋津穂の個性を「S 風の森」に映し出すため、次の3つの約束の元、酒造りを行います。
1 葛城山麓産 秋津穂
2食用米程度の精米
3奈良酒の伝統技法の採用
原料米 : 葛城山麓産 秋津穂
精米歩合 : 非公開
アルコール分 : 15%(無濾過無加水)
産地 : 奈良県 油長酒造
未来酒度 :★
保管方法:必ず冷蔵庫(生酒)
*クール便推奨
- 商品コード:
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s_kazenomori_2025tuboi_720
- 販売価格(税込):
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2,750
円
ポイント:
25
Pt
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