試験的に少量だけ仕込まれた特別な日本酒「パサージュ」シリーズのひとつ。
今回の実験名「三日月は青山に」は、蔵元が他の酒蔵や杜氏仲間と共同で行った“もと摺り(もとすり)”という伝統的な手作業の酒母づくりをテーマにしています。
通常の仕込みとは異なる「山おろし」という昔ながらの製法を試み、柔らかな水(軟水)で仕込むことで、キレとバランスのとれた味わいに仕上がっています。味わいの指標となるアミノ酸度は低く、スッキリとした後味が特徴です。
香りはりんごや紅茶、森のグリーンを思わせ、口に含むと透明感のある酸味が心地よく全体を引き締めます。
「夜、三日月を眺めながらゆったりと飲む」――そんな情景が似合う穏やかでチルな日本酒です。
◆名前の由来
三日月:麹づくりの工程「三日麹」と「突き破精(つきはぜ)」を掛け合わせた造語。
青山(せいざん):「葵(あおい)酒造」さんと一緒に造ったことから“青”をキーワードに採用。また、「青山」は本来「墓地」を意味し、「死の反転=生」を表す言葉でもあります。
つまり、「山おろし=山をおりる(伝統への回帰)」という意味を込めて名付けられました。
蔵元が「伝統的な造りに挑戦しながらも、味の新しい可能性を探る」姿勢を込めた、試験醸造シリーズ。「三日月は青山に」は、穏やかで知的な美しさを感じさせる一本です。
原料米 : たかね錦
精米歩合 : 扁平精米60%
アルコール分 : 13.5%
産地 : 新潟県 越後伝衛門
保管方法:到着後冷蔵推奨(火入)
*夏場はクール便推奨
- 商品コード:
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etigodenemon_seizan_1800
- 販売価格(税込):
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3,575
円
ポイント:
32
Pt
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