◆秋季限定酒「山形正宗 酒未来」

十四代を造る高木酒造が18年の歳月をかけて開発したサラブレッド米「酒未来(さけみらい)」で醸した純米吟醸が春・夏を蔵内の冷蔵庫の中で過ごし秋となった今飲み頃を迎え始めました。

山形正宗で仕込まれた「酒未来」。
毎年多くの日本酒ファンを魅了する高品質な味わいは今期もフルーティな仕上がりとなっております。
季節をこえて、落ち着いた南国フルーツのような香りと舌の上でふくらむ、ふくよかな旨みを纏いました。

紅葉がひらひらと舞うような余韻を山形正宗でお楽しみください。

【蔵元コメント】
私自身もファンである酒未来のご紹介。
最近はかなり多くの蔵で商品化されておりますが、ベテランから若手まで素晴らしい造り手が手掛けているので、いつも気が引き締まる思いにさせられます。
さてお酒について。
3年連続での異常な高温となった 2024 年の夏ですが、他の山形県産米と比較して酒未来はそれほど硬い印象はありませんでした。
本来の南国の果実感に加えて、山形正宗らしいマスカットのような香りも感じられます。
少し時間をおくと熟したメロンのようなニュアンスも出てきて、米の特徴なのでしょうか、いつもより少し現代的で一口飲んで美味しいと感じられる酒質になっております。
この文章を書くにあたって、いくつかの酒器できき酒をするのですが、中くらいのサイズのワイングラスがとても良い感じで、れんこん餅との相性も完璧でした!

原料米 : 山形県産 酒未来
精米歩合 : 50%
アルコール分 : 16〜17%
産地 : 山形県 : 水戸部酒造

保管方法:出来れば冷蔵庫(生詰)
*夏場はクール便推奨