御嶽山に降り積もる雪が地中に浸み込み、緑豊かな麓に湧き出る。
その豊富な水と地元で栽培されたお米から木曽谷の厳しい寒さの中、蔵人の酒造りへの熱い思いにより、美味しい「*中乗さん」が生まれます。
穏やかで落ち着いた香りと味わいの中から、果実を思わせる米の味わいが口に広がります。

中乗さんが一本の木材を大切に運んだように、酒米の生産者をはじめ、生産に携わる方々の想いを一本のお酒にして、誠意をもって届けたいという蔵元の気持ちが込められています。

(*中乗さんについて)
「木曽のナア～なかのりさん」と謡われる、木曽に古くから伝わり愛される民謡「木曽節」。
そこに登場する「なかのりさん」とは、いくつかの説がありますが、その昔、木材を木曽川で運搬した際、木材の真ん中に乗った「いかだ乗り」の説が有力と言われています。命を懸けて危険な木曽川を下った、いわばその時代のスーパーマン。親しみやすく愛らしい「中乗さん」という愛称は、民謡「木曽節」の謡いことばとして今でも木曽谷で愛され続けています。

原材料 : 長野県木曽郡上松産 契約栽培 美山錦　
精米歩合 : 59%
アルール分 : 16%
産地 : 長野県 中善酒造店

保管方法:必ず冷蔵庫(生酒)
*クール便推奨