◆山形正宗から「シードル」!!

山形県 水戸部酒造「山形正宗」より、地元特産の果実を使用したシードルが新しくリリースされました!
シードルとは、りんごを原料としたスパークリングワインで、フルーティーで爽やかな味わいが特徴です。

蔵の目の前で育つふじは、毎日のように目にする存在。自然と特別な思いが募ります。
ただ、ドライなシードルに仕立てると、その繊細な個性が埋もれてしまうことがある—
その課題に、“熟成”というアプローチで向き合いました。

今回は、かつて梅酒を熟成させたソーテルヌの古樽を使用。
瓶詰を終えた秋の日、その梅酒を試飲したとき、「この樽にふじのシードルを入れてみたい」とひらめきました。
樽香は控えめながら、しなやかで奥行きのある印象を与えてくれます。

冬から春にかけてゆっくりと熟成を重ねる中で、りんごのやさしい香りと味わいに、
ほんのりとした深みと丸みが加わり、食中酒として心地よい一本に仕上がりました。
時間とともに生まれた、ふじのもうひとつの表情をぜひお楽しみください。

グラスに注ぐと、まず涼やかで爽やかなリンゴの香りがふわりと立ちのぼります。口に含むと軽やかで飲みやすく、りんごらしいやさしい果実味が広がります。
後味には、かすかに感じる樽由来の渋みや苦みがアクセントとなり、味わいに奥行きをもたらします。
樽香は控えめながら、ビールのような端麗さとともに、食事に自然と寄り添う仕上がりです。
「今までで一番りんごを感じる」との声もあるほど、果実の存在感は際立ちつつ、ドライな中にほんのりとした甘みが残り、全体としてバランスの取れた味わいに。
ワイン好きな方にもおすすめしたい、落ち着いた苦みと余韻が心地よい、食中酒として完成度の高い一本です。

今回のシードルは、控えめな樽香とりんごのやさしい果実味、軽やかな酸味とほのかな渋みが特徴です。
そのため、素材の風味を活かした料理や、塩味・香ばしさのある料理と特に好相性です。
脂や塩気をすっきりと流しつつ、料理の輪郭を引き立てる「食中酒」として活躍します。派手さではなく、食卓に自然と馴染むような一体感がこのシードルの魅力です。


原料 : 山形県産りんご(ふじ)
アルコール : 8%
産地 : 山形県 水戸部酒造

保管方法:保管方法:必ず冷蔵庫
*4～10月はクール便発送推奨