凝縮して複雑なアロマがあり、熟したぶどうやベリー系のジャムなどの果実香があふれる。また、スパイスやバルサミコ、タバコの香りが加わり、非常に複雑。とてもエレガントな口当たりで、フレッシュで生き生きとした味わい。シルクの滑らかなタンニンがあり優しいフィニッシュ。余韻はとても長く、後味に柑橘やバルサミコのニュアンスが続く。肉料理やシチュー、チョコレートのデザートと合わせて。

2011年は最初の数ヶ月は雨が少なかったが、収穫が近づくにつれ、昼は太陽が降り注ぎ、夜は涼しい気候に。ブドウが成熟するのを助けた。結果としてポリフェノールが芳醇で長期熟成に適したワインに仕上がった。ぶどうは除梗され、タンク使用で17日間のアルコール発酵を行う。その後、自然にマロラクティック発酵が完了するまで75日以上おかれた。2012年6月に、ワインは4年半使用のアメリカンオークの樽に移され2015年の3月まで置かれた。熟成期間中に樽から樽に移す伝統的な方法で澱引きし、最終的に2016年の11月に瓶詰めを行なった。

原産国:　スペイン　リオハ
造り手:　ラ・リオハ・アルタ
タイプ:　赤
土壌:　
品種:　テンプラニーリョ89%、グラシアーノ11%
アルコール度数:　14.5%

パーカーポイント94点獲得

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【ラ・リオハ・アルタについて】
リオハで1890年創立のラ・リオハ・アルタ社は、スペインに残る最も古いワイナリーのひとつ。高品質と名声を守り続け、「リオハ最上のボデガ」との評価を受けています。近代的な醸造法で造られるスッキリとしたワインが多くなった中、彼らの生み出すワインは伝統的なリオハを守り、ワインの古典的特徴に忠実であるといえます。スペインを代表する高級品種テンプラニーリョを主体にして造られたワインは、カベルネやピノ・ノワールとは違ったスペイン独特の心地よい味わいで、昔ながらにオークの大樽でじっくり寝かせ、柔らかく香気豊かな熟成した味わいが楽しめる造りになっています。