クヴェヴリで6ヶ月スキンコンタクト。
クヴェヴリで熟成。

Chini:チニとはジョージア語で薄い緑色を意味する。チヌリ種はマセレーションをしても、濃いオレンジ色にはならない。2016年VTから、エチケットを変えた。イアゴ本人が全体重をかけて、ピジャージュをしている様子を修めた写真がモチーフ。

(21.1.23　スタッフコメント)
ゴールドの色調。グラスに注いだ瞬間に拡がる華やかな香りが印象的。甘やかさを主体にハーブや花が添えられています。重ためな香りとは裏腹に、重心の高めなフルーティで果実味のあるアタック。ほのかにガス感を感じます。舌にとどまりながらじゅんわりと沁みゆくエキス。冷やしても美味しいですが、温度が上がることで厚みが増し、味わい深くなります。開栓直後よりも少し時間を置いたほうが良いかもしれません。
和食や中華料理に合わせて飲みたい一本です。

原産国:　ジョージア　カルトゥリ
造り手:　イアゴ・ビタリシュヴィリ
タイプ:　白(オレンジ)・辛口
土壌:　礫と小石を多く含む粘土石灰質
品種:　チヌリ100%

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【イアゴ・ビタリシュヴィリについて】
カルトリ地方東部のチャルダヒ村にある醸造所「イアゴズ・ワインIago’s wine」のオーナー醸造家。1975年生まれ。代々ワイン造りの名手として知られ、村人達はイアゴの父が造った国に納めるワインを、もったいないからと自分達で造ったワインと交換して飲んでいたという。イアゴはジョージア農業大学を卒業後、有機農法団体エルカナで指導員として働きながら2003年に醸造所を設立。当初は0.2haだったブドウ畑を現在約2haまで増やし、白ワイン用地場品種のチヌリを栽培している(樹齢約55年)。22基(容量130～4000ℓ)あるクヴェヴリのうち、6基は約300年前につくられたものを利用している。果汁のみ醸造した「スキンコンタクト無し」とカヘティ式に果皮・果肉・果梗も一緒に醸造した「スキンコンタクト有り」の二種類があるが、後者がカルトリ地方本来の造り方だという。2012年にマラニの隣にレストランを開設。高速経由で車で約40分と首都トビリシに近いこともあり、世界各国から大勢の訪問客が訪れている。