モーゼル御三家とも称される、代表的な銘醸生産者「プリュム」

歴史あるモーゼル最上の生産者のひとり。遅摘みの完熟したぶどうを使用したワイン。甘口ながらも透明感があり、ほのかにガス感を感じさせながらも繊細さを保った爽やかな味わい。

原産国:　ドイツ　モーゼル
造り手:　ヨハン・ヨーゼフ・プリュム
タイプ:　白・中甘口
品種:　リースリング100%

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【ウェーバーについて】
プリュム家は数百年前からワイン造りを行っていますが、ワイナリー自体の設立は1911年になります。プリュムという名の記録は12世紀まで遡ることができます。「ゴーミヨドイツワインガイド1996」で最優秀生産者に選出されています。1842年にプリュム家の先祖がヴェーレンと、ツェルティンゲンの真南の斜面の畑に、有名な日時計を造ったことから「ゾンネンウーア(=日時計)」と名前がつけられました。銘醸畑は「ゾンネンウーア」を筆頭に、他にも「ドンプロフスト(=大僧正)」「ヒンメルライヒ(=天国)」や、「バ-ドシュトゥーベ(=風呂桶)」などを所有しています。ブドウは100%リースリング栽培しており、可能な限り遅摘みにして、葡萄の持つ性格を最大限に引き出しています。ヴィンテージが若いうちは、かすかに炭酸が感じられ、生き生きとした味わいがあります。また、たいへん長寿なワインとしても有名で、カビネットクラスでも飲み頃になるまでに5年はかかり、10年～20年は良い状態を保ち続けます。ゴールドカプセルなどの最高峰になると、飲み頃までに20年はかかるといわれています。それ程までに高品質、またトップクラスのドイツワインの実力を発揮します。「ヒュージョンソン ポケット ワイン ブック2019」で赤4星/グラーハ、ベルンカステル、ヴェーレンの優良生産者として掲載され、「ヴィヌム2019」で4.5星、「ゴーミヨドイツワインガイド2019」で5房を受賞と、今なおモーゼルだけでなく、ドイツワインの最高峰生産者の1人です。