静岡蒸留所ガイアフローの「ポットスティル」シリーズは、その最新作である「ポットスティルK 純日本産大麦 2023年版」をリリースします

このシリーズは、異なる初留蒸留機と大麦の産地の組み合わせによって特徴づけられ、現在は間接加熱式蒸留機「K」と日本産大麦の組み合わせに焦点を当てています。

この蒸留機は1950年代の国産で、細長いラインアームを特徴とし、軽井沢蒸留所から移設されました。静岡蒸留所では、この蒸留機での初留を行い、フルーティーで軽やかな味わいの原酒を生産しています。

日本産大麦を使用し、ピートを焚かないノンピート麦芽で製麦することで、繊細で甘美な味わいを実現しています。また、原酒は別の蒸留機「W」で生産されたものとは異なり、それぞれが独特の個性を持っています。「W」は直火蒸留を用い、パワフルでコクのある原酒を生み出します。

「シングルウォッシュスティル・ウイスキー」としての特徴は、同一の初留蒸留機からの原酒のみを使用することにあります。これは世界的にも珍しい製法で、静岡蒸留所特有のものです。

「ポットスティルK 純日本産大麦 2023年版」は、2022年に初版がリリースされた後のエディションで、進化を続けるシリーズの一部です。この新エディションは500mlボトルでリリースされ、国内限定6,000本が販売されます。アルコール度数はシリーズ通して55.5%です。

ガイアフロー静岡蒸溜所の代表取締役、中村大航氏によると、このウイスキーは日本大麦100%で仕込み、exバーボンバレルで熟成した原酒をブレンドしています。また、異なる蒸留機で生産されたウイスキーを比較することで、その違いを楽しむことができるとのことです。

◆品目:ウイスキー
◆原材料:モルト(国産)
◆アルコール度数:55.5%
◆内容量:500ml
◆日本国内販売本数:6000本

※日本洋酒酒造組合の定めるジャパニーズウイスキーです。