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地場品種モナストレルがla del terreno(この土地のもの)と地元民 に認識されているためキュヴェ名に冠しました。開放桶で醸し後フリーランジュースをセメントタンクで発酵、マロラクティック発酵後、5ヶ月熟成しました。
淡い色調のパープルガーネット、フランボワーズやブラックチェリー、ワイルドな香り、柔らかいアタックに上品な口あたりが拡がり、スモモの渋みと甘みが混在しています。
(20.10.16 スタッフコメント)
骨格のあるエキスが特徴。しっかりとしたタンニン、アルコール感のある余韻が口内を引き締めてくれます。ただ、強いだけでなくどことなく感じるエレガントさも特徴です。
原産国: スペイン ムルシア
造り手: ラ・デル・テッレーノ
タイプ: 赤・フルボディ
土壌: ローム 花崗岩
品種: モナストレル95% アイレン、マカベオ5%
アルコール度数: 14%
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【ラ・デル・テッレーノについて】
スペイン、南東部のムルシア州、ブーリャスというDOがあります。あまり日本に輸入されていないので、耳慣れない方も多いと思います。そこに誕生した女性の新人生産者をご紹介させて頂きます。彼女の名前はJulia Casado Marcoフリア・カサド・マルコ、1984年9月28日マドリードで生まれました。実はフリアはチェロ奏者、音楽家からワイン醸造家に転向した珍しいキャリアの持ち主です。10歳の時から20年間もの間、音楽しか知りませんでした。大学では自然が好きなので農業工学を専攻しま したが、彼女の生活は音楽一辺倒でした。余りに熱中する為、実はご両親が現実的な生活を考 え、他の道を進めたのです。そこで興味があったのがナチュラルワイン、美味しい物を食べる事・飲む事が好きなフリアはワイン造りをする事を決意し、アリカンテの大学で醸造学を学びました。そしてその後、ドイツのファルツで醸造を実践しました。そして自分のワインを造る為、2010年に故郷のスペイン、ムルシアに戻ります。2013年「パイサノス」というブドウ畑を借り、ナチュラル栽培を始めました。フリアその者が非常にナチュラリスト、愛嬌があり憎めないタイプ。実は最初のアポは会えず、2回目の訪問でやっと会えたので す。彼女に「ごめんね」とキュートに言われてしまえば、そんなハプニングも思い出の1つに変わってしまいます。一見華奢ですが、非常に強い精神と情熱の持ち主。女性一人でワイナリーを立ち上げるのはかなりエネルギーが要りますが、フリアはまるでチェロでも弾くように簡単に奏でるのです。しかし非常に頭が良く理知的でフェアな感覚の持ち主。彼女の目標は明確で、よりピュアなワインを淡々と自分のペースで造り続ける事です。食文化を通 して人々を結び付けたい!との思いがこのワインを飲めば伝わってきます。アメリカ・ドイツ・フランス・スイス・イギリス・ベルギーに輸出され、本場スペインでは人気上昇中です。
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43209
- 通常価格(税込):
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3,520
円
- 販売価格(税込):
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3,017
円
ポイント:
27
Pt
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