「獺祭」一部商品の価格改正　10月1日より

一昨年の年末より品薄状態が続いております「獺祭」旭酒造さんの

商品が10月1日より一部商品の小売価格が変更となります。

◆獺祭　純米大吟醸５０　（旧価格）　1800ml　2,835円　720ml　1,418円

　　　　　　　　　　　　　　　　（新価格）　1800ml　2,993円　720ml　1,496円

◆獺祭　純米大吟醸４５　（旧価格）　1800ml　3,570円　720ml　1,890円

　　　　　　　　　　　　　　　　（新価格）　1800ml　3,990円　720ml　1,995円

◆獺祭　発泡にごり　純米大吟醸５０　（旧価格）　720ml　1,680円　360ml　840円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（新価格）　720ml　1,785円　360ml　893円

◆獺祭　寒造早槽４８　純米大吟醸生　（旧価格）　1800ml　3,150円　720ml　1,575円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（新価格）　1800ml　3,297円　720ml　1,649円

※遠心分離シリーズも価格改正となります。現在は休売中です。

　発売再開が近づきましたら新価格をお知らせさせて頂きます。

※下記は「旭酒造」さんの公式ブログに記載文面です。

今回の価格改正の経緯などが詳しく載っていますので是非お読み頂けたらと思います。

伏してお願いさせていただきたいと思います。10月から一部商品の価格を改定させていただきたいと思います。

対象は50%精白の商品群と遠心分離シリーズです。どちらも、原価割れを起こしていて、他の商品の利益で補てん

するという不健康な形になっていたので、それを是正するためです。

実は、昨年の春に価格改定をさせていただこうという事で一昨年の秋から計画しておりました。しかし、一昨年末の

私の「ほこ×たて」出演が巻き起こした嵐のような受注増とそれがもたらした供給不足によりその計画を一時棚上げ

せざるを得なくしました。それでなくても価格改定は値上げ前に仮需要が起こり、品不足になりがちなのに、モノが

無いとなると市場に混乱が起こる、という事が懸念されるからです。

しかし、いつまでたっても供給の不足は解消されず、反対にさらに品不足が加速している現状から、価格改定を決心した次第です。

今回の価格改定の中心になる「獺祭純米大吟醸50」についていえばこういう事です。

この「純米大吟醸50」は獺祭ブランドを立ち上げた20数年前の最初から造っている中核的な商品でした。

最初は麹米を山田錦、掛米は日本晴という普通の飯米を使い、価格が1.8リットルで2500円でした。しかし、どうも酒質がピンとこなくて、この価格で何とかおさまる米という事で、他の酒造好適米を色々使ってみました。

ある方に紹介されて三等の山田錦に出会ったとき、これだと思ったものです。実は価格だけいえば、五百万石の特等より

山田錦の三等のほうが高いのですが、何といっても山田錦です。その価格差を補って余りあると感じました。

（あくまで新潟県産と兵庫県産の価格差